8話      もう自称神とおりこして髪でいいんじゃない?











逃げて逃げて逃げて・・・


ついた先は森の中









って・・・






「元いた森じゃないかよぉ・・・」





そう、俺たちが最初に来た森
あの人形&まりもたちに追いかけられて
逃げた挙句俺は戻ってきてしまったのだ・・・;





だって・・・
あの後












「逃がしまセーン!」




とか爆風でへろへ炉になりつつザビまりもが叫ぶと共に
今度はでかい人形がでてきた
お世辞にも可愛いとはいえない
慶次曰くこれが本体に一番似てると・・・




・・・そんな事言われたら本体に戻す気がなくなってしまうじゃないか




その人形が3体ほど・・・
・・・やばくない?




じりじりとその人形から離れるように後退する




;そっちは元来た道・・・」




後ろにはザビーいるぞ?と慶次がいう


あぁ・・・ザビーって名前であってたんだ・・・
まさに前門の虎後門のなんとか・・・




そんなどうでもいい事を考えてると慶次が叫んだ




、あいつ体当たりとかかましてくるからそんな怪我じゃすまないよ!;」

「マジですか?;」



まじですっと返してきた慶次の答えを聞き
そっからは再び全力疾走
慶次が何故マジ≠フ意味を判ったかは謎だが・・・(多分ノリだろうケド)
途中でやけくそになって現実逃避してみたり
『まりちゃーん出てきてー;;』と叫んではみたが一向に出てくる気配はなく
出てくるのはハゲまりもだけ













んで結局もとの森、現在に至る
今までの苦労はいったい・・・


俺は心の中で涙した




;大丈夫か?;」

「うん・・・死ねる」




ゼーッゼーッと息を乱し地べたという事も気にせず倒れこむ
なんとかまりもを撒いた
人形も撒いた
だが俺の体力はすでに限界を突破・・・
これだけの事でとか言ってはいけない
俺の体力ははてしなくない、自慢じゃないけどないんだ・・・




「ん〜・・・馬でもあればいいんだが・・・」

「キキィ」




慶次が夢吉と向かい合って
“ん〜”と唸る


あのあと逃げてる最中、
ザビまりもを見て思った
慶次は浮く事が出来るのではないだろうか、と
俺がさっき聞いたら
『やってみる』
と言い、小さい体をフルフルさせてふわふわっと浮き上がる事ができていた



そんな慶次を見て
俺がときめいていたのは内緒だ



今もふわふわと浮いている
夢吉を呼んで来たのも慶次だ



・・・やっぱ俺足手まといになっちゃうかな・・・




「慶次・・・よかったな、これであそこ通れるじゃん」

「へ?」

「行って来いよ、俺、無理そうだからさ」




慶次ならふわりと飛んで夢吉といけるし・・・
俺はまだ動けそうにないから、と
俺が苦笑しながらもいうと
慶次は怒ったように膨れ寝転がっている俺の体の上にのってきた



「一緒に行くっていっただろ」



むぅっとしている慶次
でもいつ行けるかわからないよ?俺
体力のなさに涙がでる・・・
プラス、ついでに精神的ダメージも追加しておこう
まりもの群れ・・・想像以上に気持ち悪いという事を今気づかされた
もっと強くなりたいなぁ・・・
努力も必要になるけど、致し方ない
普段しない努力をこの世界ではフルにしようと思った出来事であった



ふと慶次に問う




「俺足手まといになってないか・・・?」




ずるいと思う
慶次は人がいいからあまりそういうこと言わない人だってことわかっといて言う俺・・・
なんてずるい奴なんだ




「ばーかっ!」




俺が言った質問に帰ってきた言葉がこの一言


はい?;




「俺はお前に会わなかったらザビー信者の餌食に絶対なってたし第一浮けることもわからなかったんだぞ?」

「夢吉に運んで貰えただろ・・・?」

「うん、でもそれじゃ夢吉に悪いだろ?」




なぁ?と、夢吉に同意を求めながら笑って言う慶次
夢吉もキキィっと返事をする
こう言ってくれている二人に俺がこんなじゃかえって悪い気がしてきた
好意に甘えてもいいといってくれている
だったら俺もそれに答えるべきだ




「ありがとう、慶次、夢吉」




にっこりと、俺は笑顔でお礼を言った
慶次もおうっ!って笑顔で返してくれた
頑張ろう・・・
まりちゃんは呼んでもでてこないから
奴が気がついたら来れるようしょっちゅう呼んでやろう
でも何してんだ・・・今
寝てるのか・・・?
寝てるのか・・・??




「自称神も寝るのか・・・?」




ボソッとつい言葉にだしてしまった
慶次たちの頭からはてなマークがでる



おっと、いけない・・・奴はまりちゃんで充分だ
神神言ってても自称だし、まりもだからなぁ・・・




『お?やっと見つけたか?』


煤I!!?;




俺の頭に響く声
そう、あれだけ何回も呼んだのに一回も返事をしなかった奴の声
その声の主はケラケラ笑いながら俺の頭の中に話しかけてくる
人の気もしらずに・・・




『いやぁ、お前俺を呼ばずに“まりちゃん”って知らない誰かを呼んでるからさぁ・・・』

・・・・・・・・・・・・・



殴っていいですか?殴っていい?ねぇ・・・


ようするに自称つけてでも神と呼べと・・・?
まりちゃんじゃ気にくわねぇから呼んでも聞こえぬフリをして無視をしていたと?




『ご名答!』

「お前自称神やめてただのまりもにもどれ」




本気で殺気が芽生えたぞ・・・?



そんな俺らのやり取りを訳のわからず見る慶次アンド夢吉
そうだよな、お前らからみりゃ
俺が一人で何勝手にイラついてるんだ?ってように思うよな・・・


なぁ、お前慶次たちにもこれ判るようにして説明してやってくれよ・・・
お前のわけのわからない我侭でこんな可愛いまりもにされて
不憫だろう・・・




『なんだかんだでお前も愛でてるじゃねぇかそいつを』

「うん、それは認める」

「なぁ;お前どうした?;」




あ、声漏れてたっぽい
自称髪、慶次に事の説明を頼む




『一見下手に出ているようで出てないのな・・・お前、もうまりちゃんでいいから“髪”から“神”に戻せ』




俺にそう言うと自称神は慶次のほうに話しかけた・・・らしい
慶次がビクンとした
そして辺りをきょろきょろ見回している
あ、俺と同じだ



ちょ、まりちゃーん俺にも共用にしてよー;
聞こえないなら聞こえないで寂しいんだよー;




『わかったわかった;注文が多いなお前は;』

「うん!ありがとう」




俺も混ぜてもらい慶次に暴露トークの開始











・・・この後神に真相を聞かされた慶次が荒れたのはいうまでもない




































NEXT




















舞台裏というなのキャラトークの会






慶:あのさ、他の夢サイト様に出てくる神様って凄い神様多いのになんでここはこうなわけ?

兄:最初はちゃんと人型だったらしいぞ?

政:某神様と被るから人型はやめたらしいぜ?

佐:某神様って?

幸:えむぜっとでぇーという某みゅーじっくげーむの神様の事であるらしいでござる

親:ひらがなばかりで読みにくいぞ?

佐:しかも知ってる人しかしらないネタだよねぇ〜

政:子供みたいな神様を想像してたらしくてでも・・・

兄:子供みたいな神様=某ミュージック界の神M/Z/Dというのが管理人の思考だったらしい

佐:で、急遽なにかないかなぁってことで・・・

慶:・・・まりもってことになったのか?突発すぎるだろう;

親:ちなみにこの自称神、通称まりちゃん(?)のモデルは管理人が以前描いた信玄のカイロ人形だそうだ

兄:俺が幸村に譲ってもらったやつな

幸:狽ィぉぉぉおぉぉぉぉぉ!!!!おやかたさばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

慶:狽チ!!?;(キーン)

政:粘hit!うるせぇ幸村!!!;

佐:旦那、大将の話題でたからって熱くならないの;

幸:狽焉A申し訳ないでござる;;

親:(キーン)・・・さすがだな佐助・・・;

佐:伊達に旦那の世話してないからね・・・(遠い目)

兄:耳塞いでるとはな・・・

佐:兄さんなんかいいながら移動してたくせに

政:A〜・・・耳いてぇ・・・どっちもどっちだお前ら

兄:俺、兄って表記してあるけど佐助の分身ですから〜

慶:分身でも対応が違うところがまたなんともいえないな・・・;

親:あ、管理人がここ舞台裏だからって好き勝手くっちゃべるんじゃないってカンペきたぞ?

幸:そういえば、連載が進むごとに長くなってるでござる・・・

政:ここで長さ稼ぐなんてセコイ奴だな・・・

兄:自然と長くなるっていってたよ?

佐:ごめんねちゃん大目に見てね;

慶:次回予告!『新キャラ登場!?主人公うっはうっは!?☆』らしいぞ?;;

幸:・・・管理人の頭の悪さがわかる次回予告でござるな・・・(ぼそ)

佐:その通りだけど旦那黒い!!黒いよ!?;;

政:頭がどうのはおいといて・・・Honey!また見てやってくれな!

親:討論の主旨が途中からずれてるのにはつっこまないでくれな〜ちなみに

兄:次回予告はしたけど予定は未定!!(殴)









2008 3/18