7話 物忘れはほどほどに










・・・・・・・





・・・・・・・・・・





慶次が固まっている
黄色のきぃちゃんなのにそれに青がさしてなんか微妙な色になってる
み、緑っぽい・・・?;;
そして痙攣するようにカタカタ震えて・・・
んん?お腹(?)辺りを押さえている




「それ私の作った野菜ヨ〜」

「ぎゃっ!!;」



いつの間にか人の肩にのっていたザビまりも
そうだよな;
結構長い間とまってたもんな俺ら・・・
追いつかれて当然・・・
でも・・・




「肩に乗るんじゃねぇぇぇぇ!!!;;;」

「アーウチッ!!」




引っぺがして投げ飛ばした俺は鬼だろうか・・・(フッ)


飛んでったザビまりもは
ちょろちょろ動いていた人形に直撃した




瞬間






ドガァァァン!!






というような大きな破壊音がした




うお;;
イタイイタイ;;
破片が、破片が顔にあたるっ
この人形いわゆる時限爆弾って奴か??;




飛んでくる破片が体中にあたる
俺はまだ青い顔をしていた慶次に破片がぶつからないよう手のひらで包みながら
その場から非難した




「痛ぇっ!!;地味に痛いっ!!;」

「狽ヘっ??;」




おぉ・・・よかった、覚醒したか慶次よ・・・
ははは・・・爆風とか人生で初めて浴びたぜ
てか一般ぴーぽーで爆風とか普通浴びねぇよな
これは貴重な体験だ・・・
・・・貴重な体験だが大変遠慮願いたい・・・




大丈夫か?;;」

「大丈夫ではないっ!とっても痛い!!でも、派手に痛いよりはいいと思う!!」

「突っ込みどころそこじゃないって!!;」




顔にも手にも足にも切り傷だらけ
ときおり石の破片がとんでくる
て、この時代コンクリートってあったのか?;
なかったよね?;多分・・・
この時代なんかめちゃくちゃだ・・・;




てかさ、ゲームとかしてる時って自分にダメージないからわからないけど
こうして実際体験してみるとやっぱかなり痛いのな・・・




その野菜あの人形に投げて全力疾走だ!!;」

「えー;もったいないよ?;」




ぎゅっと野菜を抱きかかえる
せっかくかっぱらってきた野菜なのに・・・
微妙におなか空いてるし・・・
あ、俺もう泥棒なれた?


後ろでまりもたちが爆風に巻き込まれてキャーキャー飛んでる中
俺がそういうと




「馬鹿っそんなの食ったら腹壊すだけだって!!よく見てみろっ」

「・・・ゲッ!;」




慶次に言われよく見ると野菜がこゆい顔になってる




うぉぉ・・・こりゃ食べれねぇ・・・
てか見たとたん食べる気がしなくなったぞ




「いらねぇ・・・」

「俺はもう経験済みだっやばいよそれっ!!」

「て、食ったのかよ;;」




あぁ;だから青ざめてたのか・・・
食べたんだ・・・そうか、腹壊したんだな慶次;
とりあえず・・・




「これは返すぜっ!!」




抱きかかえてた野菜を汚い物を持つようにつまみかえ
ポーイっと投げつけた
野菜は綺麗に彷彿線を描き人形の元へ


そして俺は言われた通り全力ダッシュ!!
もう痛いのは御免だ
俺はマゾではないっ!!




あ、相手なら頑張ってなりますよ?・・・余談




「慶次っ出口まだか!?;;」

「もうすぐ出口だから、頑張って;」




どんだけ広いんだこの建物!!;
運動不足の俺はちょっと足が限界にきている
くぅ;日頃運動してなかったからきびしいっ!!;


ガクンと、速度が落ちる
やばいこけるっ;;




「だ、大丈夫か?;」

「大丈夫だけど己の足の弱さに涙がでちゃうよ・・・男の子だけど」




ちなみに今回は慶次をシェイクしないように両手に埋めて走ってたから
よけいバランス感覚がむずかしい
こけるこけるー;
うぅぅ;ちくしょう




「俺が元の姿ならなぁ;;」




慶次が悔しげに俯く
そうだよな・・・
きっと武将さんなら俺なんかよりは足速いだろうし
強いだろうしあんなまりも弾き飛ばしそうだし
慶次の本当の姿かぁ・・・
見たいなぁ・・・






もとの姿・・・




ん?




元の姿・・・?




あ”・・・





「忘れてたぁぁぁぁ!!;;」

「煤iビクッ)」





俺の声で慶次がめちゃくちゃびくついていたが
それはまぁ置いといて




そうだよ
俺何のためにこの世界来たんだよ!;
まりもからもとの姿に戻すため、そして
を助けるため




やぁ・・・
慶次と話しててすっかり忘れてたよ(人のせいにしてはいけません)
そういやまりちゃんが何か言ってたっけ・・・
えーと・・・








〜思考中〜





・・・確か




『いや、俺がただたんに争いが好きじゃねぇだけ、あいつら戦やりすぎだっての、まぁとりあえずまずは誰でもいい見つけな』





・・・とりあえずまりもを大量発見と・・・





『あ、すまんタイムリミット』





これはどうでもいいとして・・・





『俺暫く休憩、武将のまりも見つけたら言いな』





・・・言うとはどうやって・・・?





『んじゃぁなぁ〜』








・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・





お〜〜〜〜〜〜〜い・・・・;;
駄目じゃん?これ、駄目じゃね??;

肝心な部分いうの忘れてないか?;あのまりもっ!!
しかも俺今まで結構まりもまりも言ってるのに声もなにも聞こえやしねぇじゃねぇか!!;



俺はまりちゃんに文句を言いつつ走る



・・・いいよ、もう走るのに集中するよ・・・;
なんか後ろでザビザビまた歌ってるけど知った事かっ




「なぁ、あれ平気なのか?;」

「今足が痛くてちょっと気を許すとこけるからちょぉぉぉっと黙ってくれ慶次」

「・・・・・・・・・」






後に慶次に聞いたところによると




その時の俺は息をめちゃくちゃみだして泣き出しそうな必死の形相で走っていたと・・・







「あの顔は人の加虐心煽るからあまりしない方がいいよ?」


「・・・・・・・・・」












おいこらポニー・・・;;;































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読まなくてもいい舞台裏







幸:慶次殿破廉恥っ

慶:だってそう思ったんだもん

政:加虐心ねぇ・・・

佐:てかちゃんってさ・・・思考回路ちょっとおもしろいよね・・・

親:だなぁ・・・変わってるよな!

政:弄りがいがありそうだな・・・

慶:だろ?ってそうじゃなくて;俺はこれを書いてる管理人の思考を疑うよ・・・そもそもどっからだしたんだよまりも!

兄:それは気にしちゃ駄目!;

親:そして親友はいつも名前だけは出てくるんだな・・・

兄:影の主人公でもあるから;

幸:ちなみにこの舞台裏と本編は繋がっていないでござるから安心してほしいでござるっ

佐:繋がってたらおもしろくないでしょ!

政:まぁ繋がってたら乱入できるのにな・・・

兄:物語の根本を覆すようなことを言わないの、そこの伊達男

慶:でも絶対政宗とかもさ・・・なってると思うんだけどな・・・

政:An?

慶:まり・・・

兄:狽アらこら、読んでくださってるおねぇ様方はもうわかってると思うけどネタばれになるような事をいっちゃ駄目、そこのポニテ

慶:むぅ・・・

政:・・・俺がってことはそいつらもそうだよな・・・

幸:ま、政宗殿・・・な、何故こちらを見るでござるか!?;

佐:兄さん、これって全員なる予定なの?

兄:予定は未定・・・でないキャラもいるかもしれな・・・

親:狽ネにぃぃぃ;;俺じゃないよな!?;

幸:某は出たいでござるっ

佐:俺様微妙

政:俺は弄りてぇから出たい

慶:そこなのか?;

兄:予定は未定・・・ではでは(シュッ(消)

親:・・・あいつ逃げるの癖になってるな

幸:ここまで読んでいただき誠にありがたく・・・っ

佐:キャラは風来坊しか出てないけど本当ありがとうちゃん!

親:よかったらまた見てやってくれな!

政:たまにSexual harassmentみてぇなもんがでるが多めに見てやってくれ

慶:またなっ!






2008 3/11