今日も今日とて求人雑誌を片手にベットでごろごろ
裏方でいいから、皿洗いでいいからなんかいいバイトないかなぁって
とりあえず雑誌を開いている
・・・でも一人暮らしって暇だよね
ただ開いているだけの求人雑誌を放り投げ、天井を見据える
あぁ、俺の一生ってこのまま平凡すぎる生活で終わるのか・・・?
平凡が一番っていう奴もいるけど、流石に平凡すぎて面白くもなんでもない
なんとなく人生損してる気がする
一生で一度の人生なのにさ、こうして家でごろごろ・・・
なにより俺友達少ないし
イベントいったりもするけど、最近親の仕送りも減ってきていてそろそろ本気バイト考えなきゃいけないし・・・
イベントいけなくなったらちょっとどころかかなり凹む
くそう、姉貴、姉貴のせいだぞこんな体になったの・・・ゲフンゲフン
こんな事言ったら別の意味で危険だ
ただ単に姉を喜ばせる言葉でしかならないし・・・
今は姉も別のとこで一人暮らしをしている
たまに俺のアパートにきて、やれ同人誌やらなにやらをどさっとおいていくが・・・
自分ち本棚が埋まったからってこっちに持ってくるなよ、たく・・・
なんか面白いことないかな・・・
そういや・・・
ふと俺は机に向かい、MYパソコン、通称パっちゃんを開いた
・・・ネーミングセンスはおいといて・・・
確か姉がどこぞのサイトを見て熱弁していたトリップ・・・だっけ
その時はポップン●ュージックっていう某音ゲーの夢話を熱く語ってくれやがりましたが・・・
しかも勝手にお気に入りにいれてくれましたし・・・
そのサイトを開きその夢の内容をジーッと眺め見てみる
・・・ちょっと面白そうだよなぁ・・・
だってさ、好きなキャラに会えるんだぜ?
かなり嬉しくね?
うまくいけば話ができて、お友達にもなれちゃうかもしれないんだぜ?
まさに夢のような話
でもさ、でもさ、ぶっちゃけ現実はそんな簡単にいかないよな、あーいうの・・・
本当になったらきっと大変だよな・・・
衣食住自分でやってかなきゃいけないだろうし
そのサイトさんではM/Z/Dという神様が主人公に場所を提供してくれて
それでなんとか上手くいってたけど
トリップかぁ・・・俺には無理だな・・・
一人でまったく知らないところでやっていける自信ないしなぁ
なんて情けない奴・・・
・・・・・・・・
なんで真剣にこんな事考えてるんでしょうおれ・・・
やばい、現実逃避が最近多すぎる
こういう素敵なサイト様の(うん、面白いから本当に素晴らしいサイトさんなんだここ)
小説とかは読んでて幸せな気分になれるからいいんだ
それが夢だしね・・・
そしてこういうのを普通に読んでる俺って・・・(腐女子様向けなんだよね)
もういいや、全部姉貴のせいにしておこう
どっからか姉の怒りの声が頭にこだましてますがそれは無視しといて・・・
あーあ・・・なんか面白いことないかなぁ・・・
そう思いつつ俺は携帯を取る
こんな時は唯一の何でも話せるお友達のに電話するんだ
そしてあわよくばゲーセンとかカラオケに付き合ってもらう気まんまんだ
この前運悪くバイト中に電話しちゃってとても怒られましたが
は俺と違って暇人じゃないんだ
両親いないし、一生懸命バイトとかして・・・でも俺なんかに付き合ってくれて・・・
とってもとっても俺にとってはもったいないほど大事な友達なんだ
ピポパとボタンを押す
…………
『あん?なんだ?』
気ダルそうな声が返ってくる
あちゃ・・・なんか疲れてそうだな
こういうときのは機嫌悪いんだ
「?俺俺」
『・・・オレオレ詐欺ならお断り申し上げます・・・』
「おまっ、わかってるだろ;大親友のだよー;」
『・・・・自分で言うなったく・・・なんだ?俺夜勤明けで疲れてるんだよ』
・・・あ、いらいらしてる
夜勤明けって疲れるんだよな・・・かなり
「あ、悪い;たいした用じゃねぇんだ」
『・・・また暇だから遊べってか・・・まぁ、明日は休みだしいいぜ?』
てかお前もバイトしやがれ、とからのお言葉
俺の我侭に付き合ってくる昔からの唯一のお友達・・・
自惚れてもいい、本当俺自身は親友だと思ってる
「でも・・・お前疲れてるんだろ?悪いからさ?;」
『いいよ、別に俺がいいって言ってんだ気にすんな』
くぁぁっと欠伸らしき音が聞こえる
俺甘えちゃっていいのかな・・・俺を甘やかさせすぎだよ
凄い嬉しいんだけど・・・
「・・・愛してるv」
『きもい』
「ひどい!んじゃぁ・・んじゃぁな・・・」
『カラオケならいいぜ・・・ゲーセンはうるせぇから』
・・・・・・・・・・
・・・どっちも変わらないと思うけど・・・
に遊んでもらえるんならなんでもいいや
あ、俺はおたくだけど腐女子のものもいけるけど決してホ●ではありません
●モじゃないんです、断じて違いますから
前と遊び半分で腕組んでたらクラスの奴らに噂されて二人でたこ殴りにしました・・・余談
「うんうんv了解了解v楽しみだぁv」
『んじゃ、駅前に今から集合、徹夜で歌いつくす』
「んで明日寝るの?」
『あぁ、グロッキーになったらお前がおぶれよ?』
「の一人や二人どんと恋v」
『あいにく俺は一人しかいない』
そんなこんなで俺は駅にもうダッシュ、の家のが駅に近いんだ
待たせないためにもレッツらゴーだ
そんで栄養ドリンクをプレゼントふぉーゆー
これこそ愛、友情愛だよっ
前にそう言ったら、臭っ!!て鼻で笑われたけどね
目から汗が出るぜ
んで約束の駅の前
・・・ん?
あれれ?
いつも俺が待たせてしまってるがいないぞ?
なんで?
ふと辺りが騒がしいのに気がついた・・・
信号の辺りに人だかり
・・・まさかとは思う・・・
まさかとは思うけど・・・
俺はその場から駆け出していった
「可哀相に・・・とび出した子供を助けたそうよ?」
「まだお若いのに・・・」
「あれじゃぁ手遅れだろ・・・」
「救急車はまだか」
そんな会話が飛び込んでくる
まさか・・・
まさかまさかまさか・・・
人だかりを紛れ込んで最前列まで俺は突っ込んでいった
と・・・
俺の目の前に飛び込んできたのは
母親にしがみついて泣いている子供と
血だらけになった自分の友人だった
NEXT
どうでもいい裏側
↓
青凪(代理で兄):BASARAキャラが出てこない罠・・・orz
また連載か自分・・・;;
慶:てかこれは誰の夢?なんか二人でてるけど・・・一人事故ってるし
政:お前普通のCP連載も終わってねぇのによくやるな、今度は夢かよ
兄:だって・・・やりたくなったから・・・;
親:俺に出番はあるのか?
佐:てかさー管理人歴史系全然だめなんでしょー?しかもお馬鹿・・・本当にできるのぉ〜?
兄;う、『とりあえず後半までなんとなくだけど考えてる』らしい・・・ぞ;
幸:しかも男主人公夢でござるか・・・
兄:『所詮腐女子だ、文句あるかぁっ!』だそうだ、とりあえず逆ハーな、つもりらしい
全員:「「「「「んで俺(某)らの登場は・・・?」」」」」
兄:次で二人くらい・・・?なはず・・・;
全員「「「「「それは俺(某)か?」」」」」
兄:予定ではピーとピーです
慶:・・・決めてねぇだろ・・・
兄:(買hキ)ここは不定期更新!!!では・・・(逃走)
全員「「「「「にゃろ・・・」」」」」
2008 2/27