面白ければそれでよし












「慶次・・・お前そういう相手いたんだな・・・」

「そういう相手って何だ!?;;;;」




俺が遊びに来てみると伊達男に押し倒されている慶次の姿
しかも慶次の顔が必死なもんでなんとなく危ない雰囲気をかもし出す



あたまのどこかで『かもすぞー』って殺菌類が言ってるのが聞こえるがおいといて・・・
まぁ・・・




「二人ともいい男だからこれを見たら女の子喜ぶとオモウヨー」




ちょっと予想外の人選だけどねぇ、とケラケラ笑う
だって、慶次も伊達男も男前だし・・・
伊達男相手ならなんとなく主従ネタでこじゅさんとか、ライバル関連でユッキーだと思ってたからね
慶次か・・・そうか
まぁ、俺は有りだと思うよ☆
なんでかって?俺は雑食だからさv
面白ければなんでもよーし!
慶次には迷惑極まりないかもだけど・・・




「何ぶつぶつ言ってるんだ?ほら、honeyお前もまじれ」




・・・伊達男さん俺ハニビーじゃないからね?




「俺見てるほうがいいかなぁ・・・」




俺そういう経験ありませんし?
あ、でも希望とするなら上がいいカナー
痛いの嫌いですカラ




「ちょ、、こいつどかしてよ!;;やめろっていってるのに;」

「え〜見てるほうは楽しいよ?」




体育座りをしていく末を見守る
ちょっぴりドキドキだ
だって同人誌でしか見たことないからさ☆
あ、とは清い仲ですよ




「しょうがねぇな・・・続きすっか慶次」

「やだやだっ!;;お前の痛いんだよ;勘弁して・・・」




涙ぐんで伊達男に抗議する慶次
いやん・・・加虐心ってこれのこと?
姉ちゃんの同人誌でみたのは確か上で述べたようなCPで
慶次はCPでいえばユッキーとかマスクマンが多かったけど
伊達男は下が多くて慶次は上が多かったような気がする
でもこれはこれで新鮮だ




「っ・・・ぅあ・・・痛いって・・・」

「我慢しろ・・・」




ぎしっと寝台がなる
汗ばんで悶える慶次に楽しそうに笑う伊達男




「無理・・・も、無理だから・・・」

「これくらいでへたばってんじゃねぇ・・・よっ」

「うぁ、っあぁ・・・」




言葉だけ聴いていればえろい
言葉だけなら・・・
てか・・・




「なんだ、ただのマッサージかよ」




ありきたりじゃねぇか
まぁ押し倒してるのは当たってるけど
慶次の背後から伊達男が覆いかぶさってる状態だ
でも実際は慶次の腰をマッサージしているだけ




「ったく、腰痛めてるなら言えってのに・・・」

「うぅぅぅ・・・平気だって言ってるのに;」




いやあでも・・・えろすだよ慶次、グッジョ
心の中でガッツポーズを取る俺
面白いからよし☆




ヌッ




「狽ぎゃ!!;」




急に腰辺りを掴まれ思わずビクンと反応してしまった
慶次のをやり終えたのか伊達男が掴んできたのだ
ちょ、俺腰痛めてないんだけど;;




「ほっせぇなお前・・・」




揉まないで下さい伊達男さん
俺のやるくらいなら慶次のやってあげてください
慶次はというとぐったりと横たわっている
うん・・・髪が乱れてなかなかきゅうとだぜ




「はぁ・・・はぁ・・・;もっと手加減してくれって本当;」

「Ha!お前の反応がおもしろくてついな」




サディスティック星からきた女王様だ
王子は某新撰組の人だから別次元の女王様
慶次がいじられやすいのもよくわかった
あ、一番の女王気質は森の妖精オクラ様だけど・・・って




「うひゃぁ;;」

「色気ねぇなぁ・・・」




揉むな;くすぐったいんだって!;
ぐにゅぐにゅと揉まれる
やめろやめろ;脂肪だそこは;
筋肉なんて・・・そんなだいそれたもの俺は付いていないんだって
女性じゃないですけどそんなところ揉んではいけないですよ!;;




「やめてよー;なんかえろいよ揉み方が;」

「そりゃ色んな女鳴かせてきたからなぁ」

「おまわりさーんここに変態がいるー」

「んだとこらぁ・・・」




慶次が後ろであわあわしてる
普通そう返すものですか?;
経験豊富なのはわかるよ、あなたがモテルのも知ってるけど




「健全な男の子にそういうこと言うこと事態が変態なんですー」

「Han・・・いい度胸してんじゃねぇか、いいんだぜ?お前鳴かしても」

「謹んで遠慮願います、俺ほられるよりほる方がいいです」

「狽ソょ、おい;」




ふいをついて伊達男の手から抜け出し慶次を盾にする
俺にもっと力があれば、このSッ気女王を押し倒せるのにっ!
慶次だってめっちゃくちゃ可愛がるのに
ユッキーだってお猿だってちかべだってコタだって・・・etc




「ほぉう・・・いい度胸じゃねぇか・・・」

・・・;」




・・・・・・




え?
俺口に出してました??;




「お仕置きが必要だなぁ・・・honey?」

「だからハニビーじゃないって・・・煤I?;慶次、慶次ヘルプミー!!;;」




Sッ気全開の笑顔をした伊達男を見るなり鳥肌が立つ
やばい!あの笑顔はやばいよ!!;;
盾にしてる慶次に助けを求めるが




「無理」




俺に振り返りにっこりと一言
額にほんのり怒りマークが見えるのは気のせいですか・・・?
気のせいじゃないですよね・・・;;




「ごめんーごめんー!!;;何が感に触ったか謎だけど本当謝るから助けて慶次っ!!;」

「・・・独眼竜、手加減はしてやってな?」

「OK・・・こっちきな




・・・・・駄目だ怒られてらっしゃる・・・・・・;;
・・・ここは・・・




「強行突破ぁぁぁぁあ!!!!;;」




慶次の後ろから脱兎の如く逃げ出した
後ろから伊達男の声と足音が聞こえてくる
早いよ!?;




「Hey、逃げるなKitty!!」

「俺はにゃんこじゃないっ!!」

「頑張れな〜〜」




困った奴は見捨てちゃいけないんじゃなかったのかよぉ慶次〜;;
そ、そんだけ怒ってるのか?;




「わーん慶次ぃごめんなさーい;もう伊達男×慶次なんて考えないから許してー!!;;」

「狽ィまっそんなこと考えてたのかっ!!?;」

「・・・・・・」




伊達男唖然
慶次は遠い目をしている






・・・また墓穴掘っちゃいマシタ・・・?;





結局俺はこのあと慶次に散々謝り
ようやく二時間たって伊達男とのおいかけっこから救出されたのであった




















おまけ



「てかそんなにおいかけっこしなくても右目の旦那に助けてもらえばよかったんじゃないの〜?」

「狽ヘっ!!」





後日佐助とその話をしていて突っ込まれ
一番の回避法に気づいたが、いうまでもなく後の祭りであった




















舞台裏のぶっちゃけ話








(以下)「俺初めて来られたよここ!」

政「HA,あたりまえだろ、連載にお前がこんな舞台裏出てたらおかしいしな」

「えーいいじゃん!慶次と二人旅でちょぴっと寂しいんだよ」

慶「二人はいやか?」

「いや、慶次がいてくれてぶっちゃけかなり嬉しいです」

政「管理人曰くもうそろそろ出るらしいからな、まぁ気長にいけや」

「本当か?;だってさぁ・・・なんであれだけの内容であんなに話がのびるかなぁ・・・7話までいってるのにまだ話があんだけしかすすんでない」

佐「それは管理人の文章力のなさからきてるから諦めてあげてね?」

「う〜」

慶「それはそうと実はこの話、本当は拍手に使おうと思ってたらしいんだよな」

政「でも機能がいまいち理解してないから結局は拍手取りやめにして短編って形にしたらしいぜ?」

佐「ばかだよねぇv」

管「だまらっしゃい・・・」(涙)

「今何かきこえたような・・・」

佐「気にしない気にしないv」

慶「ちなみにこれは連載と関係ないつもり・・・らしい」

政「でも支障ないから連載の番外とも思っていいらしいぜハニー?」

「ハニビーじゃないですから」

佐「よしよし、ところで伊達の旦那と風来坊って本当につきあって・・・」

慶・政「「なわけないだろう!!!;;;」」

「ちっ」

佐「こらこら可愛い子が舌打ちするんじゃない」







2008 3/15